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2007年7月 5日 (木)

ローマの骸骨寺

各ガイドブックにも載っている結構有名な場所。骸骨寺。

私が骸骨寺の存在を知ったのは、学生時代に読んだ

塩野七生さんの「イタリアからの手紙」でした。

ローマを訪れて広大なサン・ピエトロ寺院の豪華さを嘆賞する

ことも大切だ。しかし、もし少しの余分な時間があったら、この

「記念すべき修道士たちの墓所」を一見することをお薦めする。

この墓所を見た人は、愛の宗教であるはずのキリスト教のもう

ひとつの顔を知るであろう。

イタリアからの手紙 Book イタリアからの手紙

著者:塩野 七生
販売元:新潮社
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骸骨寺こと、

サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネ教会。

サンタ・マリア・デッラ・コンチェツィオーネ教会。

ガイドブックにより教会名がちょっと違います。イタリア語は

まったく分からないので違いは分かりませんが。

1626年に建てられた、カプチーノ修道会の教会。

5つの石窟があり、それぞれ異なった装飾になっていま

すが、修道士たち約4000体の人骨で装飾されています。

写真撮影は禁止ですので、絵葉書の写真です。

きれいな模様を作っているのは全て人骨であります。

Photo_172

Photo_173

塩野さんは骸骨寺編で下記のように締めくくっています。

キリスト教と深くつながり、ヨーロッパ人の専売のように思われ

てきた、いわゆるヒューマニズムというものがどんな程度のもの

かも理解できるはずである。

なんとなく理解できた気もしますが(笑)、単純に「よくこれ程の

ものを作りあげたものだ!」が感想です。

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