パリのカタコンブ
骸骨つながり(?)で、本日はカタコンブ。
パリの『カタコンブ』
人骨で装飾された地下墓地
★カタコンブの歴史
18世紀末、都市計画の妨げとなる街中の
墓地を整理することになる。
移動場所は120年~5世紀に使われていた郊外の採石
場跡。
1785年から100年かけて、約600万体の人骨を移す。
広さは約11,000㎡。
19世紀初めから観光名所になり、著名人も多く訪れている
そうです。
移動初期はフランス革命と重なっていますから、昨年また
映画になった「マリー・アントワネット」の人生後半頃と考える
と分かりやすい時代ですね。
フランス革命の犠牲者も葬られ、要所要所に祭壇や碑も設け
られております。
遺骨がどの墓地から移送されたのか分かるように年月日も
に銘板に記されているのです。
パリ・コミューンでは敗退した連邦軍の一部が逃げ込み、
文化人たちが秘密結社の集会を開いたりと、いろいろな事が
過去にあったそうです。
『カタコンブ』を知ったのは忘れもしない中学2年生の土曜日
の午後・・・細かすぎ(笑)。
テレビでパリの地下には骸骨がたくさんある!と映像が
流れていました。確かミステリー番組。
パリといえば、岸惠子さん演じるパリの叔母さん♪
当時からパリは憧れの街。そのパリの地下に骸骨!!
とても驚き、ショックでした!中学生ですから(笑)。
カタコンブへは1997年初めて行ってきました。
昨年も訪れたので、その時の写真です。
入口には開館時間、注意書きが貼ってあります。
行程1.7km。
階段数も書いてありますね。
10年前はまったく並ばずに入れましたが、昨年は長蛇の列。
とにかく地下まではいつになったら着くのかというくらい長かっ
た記憶がありましたが、やはりかなり長かったです。
深さ約20mまで螺旋階段で下がり、石壁の地下道を800m
ほど進むとやっと本当の入り口です。
地下道は複雑に入り組んでいる
ようですが、見学コース以外は
柵で塞がれて行けないように
なっております。
迷子になり、白骨となって発見された人もいたとか・・・
入場料5ユーロ
メダルコイン 2ユーロ
入口の自販機で買えます。出口にはありません。
目立たない出口です。
Rue Remy-Dumoncel レミ・デュモンセル36番地
1.7km移動したわけですから、入口とは離れています。
出口最寄のメトロ駅は
4号線 Mouton Duvermetムトンデュヴェルネ。
日本人観光客もけっこう訪れていると思いますが、
ガイドブック等には行き方しか載っていません。
以前「地球の歩き方」に質問があったのでコメントしたことが
ありました。
ダンフェール・ロシュロー
広場の一角
ライオン像が目印です。
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