ヴェルサイユ宮殿「鏡の間」修復終了
6月27日から一般公開が始まったようです。
357枚の鏡に付着した3世紀余りの汚れを落とし、
過去の不完全な修復跡にも手を加えて17世紀の
状態を再現。
修復工事は2004年から始まり、1200万ユーロ(約20億円)
をかけて、鏡のほか天井画、壁面の汚れなども落としたそう
です。
素晴らしい♪
修復工事中はこのような感じでした。
2006年7月
2007年1月
磨き終わりキラキラになったシャンデリアは、
輝きが映えるようにわざと周りを暗く。
とっても輝いておりました
修復工事中は、個人見学コースでは通常入れない
「王の寝室」も見学することが出来ました。
鏡部分が扉にもなっていたとは知りませんでした。
入り口正面の「ルイ14世騎馬像」は、変わらず
工事中でしたが、その後どうなったのでしょうか。
宮殿脇の庭では、今月中旬に「ジュ・ド・ポーム」
(テニスの原型となったスポーツ)の球戯場の遺構が発掘
され、8月までさらに発掘が続けられるようです。
ヴェルサイユ宮殿全体の大修復工事は、2020年に完了予定。
総額は3億9千万ユーロだそうです。
きっと素晴らしくなるのでしょうね。楽しみです。
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コメント
「国立近代美術館」に行く前に、ここにいました。
朝5:30にド・ゴール空港に到着して(このときのエアは中国東方航空で、とてもきびしい移動でした・・・涙)ホテルにチェックインもできず、カフェで仮眠をとるくらいならとオプションのツアーに参加しました。
当然「鏡の間」は工事中でしたし、それより何より朝のまだ早い時刻だというのに館内はかなり混み合っていて、しかもそれぞれのガイドの話を聞く各国のツアー客で至るところ大渋滞となっていました。
それでもやっとのことで外に脱出すると、すでに睡眠を欲しなくなった身体は美しく広がる庭園から、この国のとびきり豊かな文化を期待し始めていました。
投稿: 四月の旅人 | 2007年7月 8日 (日) 22時55分
四月の旅人さん、こんばんは。
改修工事中でもヴェルサイユの混雑ぶりは変わらない
ですね。
四月の旅人さんがやっとのことで外に脱出した様子が
目に浮かびます(笑)。
庭園も素晴らしいですよね。
投稿: ボラ | 2007年7月 8日 (日) 23時47分